江原啓之氏について3


今回は、以前書いた「江原啓之氏について」の日記の補足です。



私は、「江原啓之氏について」の日記の中で、



> その彼が、今年一杯で芸能活動や講演活動を一切辞めて、来年から本来の目標であった「ホスピス運営」に専念なさるとの事。



と書きましたが、今年に入ってからも、ゲストとしてのテレビ出演はされているようなので、これは芸能活動を一切辞めるという事ではなく、「オーラの泉」を終了するという意味だったようです。

お詫びの上、訂正をさせて頂きます。



そこで、実際にゲスト出演している番組の内容に関してですが、「徹子の部屋」や「レディス4」にゲスト出演された時は、あくまでも「オペラ歌手 江原啓之」としての出演であり、スピリチュアルな事は一切語らなかったのに対し、「やりすぎコージー」では、最近流行りの「パワースポット」を扱い、「江原啓之おすすめ! スピリチュアルスポットめぐりSP」や、「究極のパワースポットSP」と称して、いろいろな「パワースポット」の紹介をしていました。

以前、私は「江原啓之氏について2」の日記の中で、



> ・スピリチュアリズム本 → 「シルバーバーチの霊訓」を代表とする「霊的真理」の内容に沿った本。

> ・スピリチュアル本 → 日常的な話題を扱い、その中に霊的要素を取り入れる事で、一般人にまずは「霊的」な物に興味を持って貰う為の本。
> 当然そこには、「シルバーバーチの霊訓」を代表とする「霊的真理」の事は全く書かれていません。
> また、彼の講演や人生相談、テレビ出演等は全てこの「スピリチュアル本」の考え方が、活動の元となっています。



と御説明しました通り、「やりすぎコージー」のゲスト出演も、この「スピリチュアル本」の考え方に従って「パワースポット」の紹介をしているのだろうと思いながら番組を見ていたのですが、3月1日放送の「やりすぎコージー」の中では、番組の最後に「スピリチュアル」ではない、「スピリチュアリズム」の話をし始めたので、私は驚いてしまいました。

「東野幸治」や「千原兄弟」等の吉本芸人に、「スピリチュアリズム」、「浅野和三郎」、「小桜姫物語」の説明をしている場面は、たとえ彼らが本心ではその話を真面目に聞いていなかったのだとしても、私にはとても感動的な場面でした。

江原氏も、もうそろそろテレビでも本格的に「スピリチュアリズム」の話をしても良いのではないかと考えたのかもしれません。

スピリチュアリストの中には、「スピリチュアリズム」はテレビで宣伝するべきではないという意見の方もいらっしゃる事とは思いますが、最近は「苫米地 英人」(とまべち ひでと)氏のような方が、テレビで大々的に「スピリチュアリズム」批判(しかも、彼は「スピリチュアリズム」は人間を差別化していると、明らかに間違った認識を広めているのです。)をしているような状況なのですから、私は「スピリチュアリズム」の正しい認識を広める為にも、テレビには「江原啓之」氏のような存在も必要なのではないかと考えています。



【追伸】

■「ホワイト・イーグルの霊示」に、以下のような言葉があります。



地上生活は、その人でなければならない場所に、またその人が最善をなすにふさわしい場所に、各人が適確に置かれている、このことをしかと肝に銘じておかれることである。

「霊性進化の道―ホワイト・イーグルの霊示」 P24より



この文章を読むと、「江原啓之」氏がテレビに出演する事は「お役目」であり、彼の言うように「必然」なのだという気もしてきます。



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